製品年表

タクシー無線関係 模擬運転装置 バスロケ関係・その他
1960年代 ・NT-60UM1D-3型 (1960)
・NT-150UM1D-3型 (1960)
・VNT-061T型 (1963)
・VNT-151C型 (1963)
・GTシリーズ (1966)
・K型シリーズ (1968)
・KSS型シリーズ (1969)
1970年代 ・SS型シリーズ (1972)
・SST型シリーズ (1975)
・MF型シリーズ (1979)
・K式 (1970)
・模擬運転装置 (1971)
・701式 (1973)
・751式 (1976)
・771式 (1977)
・アラーム機器 (1978)
1980年代 ・可搬型無線機SC型 (1981)
・携帯機HG型 (1982)
・AVM分散送信方式 (1982)
・AVM分散受信方式 (1982)
・MCA (1983)
・可搬型無線機SCN型 (1984)
・ナロー機の販売 (1984)
・MH型シリーズ (1984)
・AVM半自動方式(300SF) (1985)
・16地区操作器 (1985)
・MCA(MC型) (1986)
・MCA(MD型) (1987)
・携帯機HH型 (1987)
・AVM簡易型(100SF) (1987)
・携帯機HI型 (1988)
・MCA(ME型) (1989)
・MI型シリーズ (1989)
・AVM半自動方式-3000型 (1989)
・40地区操作器 (1989)
・841式 (1985)
・S式 (1987)
・視聴覚用制御盤 (1980)
バスロケーションシステム (1981)
・スキー場放送システム (1985)
1990年代 ・分散受信+半自動方式(200型) (1990)
・MCA(MF型) (1991)
・GPSシステム(7700型) (1992)
・MK型シリーズ (1993)
・GPS+半自動方式(3300型)(1993)
・AVM簡易型(1100) (1993)
・携帯機HK型 (1994)
・GPSシステム(5500型) (1994)
・MCA(デジタル) (1995)
・MN型シリーズ (1995)
・携帯機HL型 (1996)
・GPSシステム(9000型) (1997)
・MO型シリーズ (1998)
・10型小型LCD操作器 (1998)
・12地区簡易操作器 (1998)
・901式 (1990)
・911式 (1991)
・941式 (1992)
・931式 (1994)
・971式 (1997)
・932式 (1998)
・顧客管理システム(ナビメイトT) (1990)
・顧客管理システム(ナビメイトU) (1991)
・駐車誘導案内システム (1993)
・顧客管理システム(ナビメイトV) (1993)
・顧客管理システム(ナビメイトW・X) (1994)
・顧客管理システム(ナビメイトY) (1995)
・顧客管理システム(ナビメイト7) (1996)
・顧客管理システム(ナビメイト8) (1999)
2000年代 ・GPSシステム(M2000型) (2000)
・20型大型LCD操作器 (2002)
・デジタル無線機DA型 (2004)
・MQ型 (2005)
デジタル無線機DB型 (2008)
・30型大型LCD操作器 (2008)
・60型簡易操作器 (2008)
・M式 (2000)
・051式 (2005)
・052式 (2005)
・地図検索出動管理システム (2000)
・顧客管理システム(ナビメイト9) (2000)
DoPaバスロケーションシステム (2002)
・顧客管理システム(10000) (2003)
FOMAバスロケーションシステム (2006)
・顧客管理システム(100N) (2006)
2010年代 ・MP型の販売開始(2010)
デジタル無線機DC型(2011)

歴代製品の詳細

NT-150UM1D-3型 (1960)

当社の原点とも言える初期の車載用無線機(真空管機)です。
幅30cm、奥行き12cm、高さ15cmで、重さが4.5kgあります。
本体(写真)は、助手席の足元に設置していましたが、入らない場合は、トランクに設置する場合もありました。
乗務員の手元に制御器(コントローラ)を設置して、本体と接続していました。
制御器には、音量つまみ、ノイズを抑える為のスケルチつまみ、電源スイッチがあり、制御器にマイクをつなげて送信していました。

VNT-061T型 (1963)

基地局の無線機(真空管機)です。
幅30cm、奥行き18cm、高さが41cmあり、重量も10kg以上あります。
10wなど出力が高いものは、これ以上の大きさ・重さでした。
電源スイッチの「ON/OFF」が、「接/断」になっていて、時代を感じさせます。
今では珍しい白いマイクは、現在主流のコンデンサマイクではなく、カーボンマイクでした。

GTシリーズ (1966)

幅23.5cm、奥行き8.5cm、高さ13cmで、重さが2.7kgと、NT-150UM1D-3に比べてひと回りコンパクトになりました。
小型化されたことにより、車の取り付けがずいぶん楽にりました。
また、この頃はちょうど真空管とトランジスタの切り替わり時期で、写真のモデルは、セミトランジスタで、両方が使われています。
450MHz帯が使われるようになったのも、この頃です。

KSS型シリーズ (1969)

車載用無線機。簡易電源と一体化することにより基地局用としても使用していました。
制御器(コントローラ)が無くなり、無線機本体に音量つまみ、スケルチつまみ、電源スイッチがつくようになりました。
本体の幅が18cmあり、車のラジオスペースに納まらないため、取り付け場所には苦労していました。
スピーカ内蔵ではないため、外付けスピーカが必要でした。

SST型シリーズ (1975)

スピーカが内蔵され、デザインも近代的になりました。
本体の幅が16cmになり、ラジオと同じサイズなので、車の取り付けがとても楽になりました。

771式 (1977)

最近の車でもよく見かけるコラムシフトで、足元にシフトレバーが無い為、足周りがすっきりしています。
ブラウン管は14インチカラー表示、スピーカからはエンジン音などで、実際に乗車している雰囲気が出せるように工夫されていました。
シート脇にあるのは、シートベルトの支柱です。
ギア操作、ハンドル操作、アクセル操作などを学ぶことができました。

AVM分散送信方式 (1982)

初代のAVM(中央制御装置)。今でいうところのコンピュータです。
当時は、まだ汎用機が無かったため、コンピュータから作る必要がありました。
システムとしては、各地点に設置されたサインポストから送信される電波を、移動局で受信し、それを基地局に伝えることで車両位置(エリア)を配車室に知らせていました。(分散送信方式)
乗務員が操作(半自動)しなくても、車両の位置を把握(自動)できる画期的なシステムでした。車番表示はモノクロあるいはプラズマディスプレイでした。

AVM分散受信方式 (1982)

分散送信方式とは逆に、移動局が送信する電波をサインポストが受信して、有線で配車室に知らせることで、車両位置(エリア)を把握するシステムのことを分散受信方式と呼びます。
写真は、移動局に搭載される付加装置です。当時の無線機は、音声信号を処理する機能しか持ち合わせていなかったため、データ処理を行なう付加装置が必要でした。

可搬型無線機SCN型 (1984)

当社は、タクシー無線だけでなく、可搬型無線機もあります。
運搬可能とはいっても、ニッカド電池が非常に重い為、5.3kgあり、持ち運びには苦労していました。
酒屋さんの配達などの業務用や、非常用の無線機として使われていました。
当時の水晶発振機は、周波数に合ったクリスタルが必要で、社内に多数のクリスタルを取り揃えていました。

MH型シリーズ (1984)

本体の幅が12cmになり、さらに小型化にも成功しています。
小型化だけでなく、音質の良さも大変評判でした。
この無線機をAVMとして使用する場合は、付加装置の接続が必要でした。
付加装置に操作器を取り付けることで、乗務員から音声だけでなく様々な情報を送ることが可能になり、より高度な配車を行なうことができるようになりました。
真っ赤な無線機本体の中央にある大きなスピーカがとても印象的です。

AVM半自動方式(300SF) (1985)

乗務員が操作器を使って現在位置を申告する(半自動方式)ため、各地に設置するサインポストが不要になり、大幅な導入コストの低減に繋がり、AVMが急速に普及しました。
モニタはカラーになりましたが、まだ仮名表示のみでした。(漢字に対応していない)
また、配車卓(写真上部)にも個別ブザーなど様々な機能が増えてきました。

16地区操作器 (1985)

左が16地区操作器で、右にあるのが付加装置です。
操作器からの情報は、付加装置を経由し、無線機に送られて、電波になって基地局に届けられます。
ユーザー毎に作成する専用の地区文字パネルにより、乗務員に分かりやすい操作器でした。
2段印刷され、9つのボタンを使うことにより16地区まで対応していました。(地区のほかに解除、休憩などがありました。)

AVM簡易型(100SF) (1987)

車両台数が少ない場合の簡易型中央制御装置です。
車両の動態(空/実)を把握することができました。
車両位置は、乗務員から音声で申告してもらい、配車卓を使って配車係がモニタに反映させていきます。
今までの配車コマ盤操作が、キーボード操作にてモニター画面表示で実現できるようになりました。

MI型シリーズ (1989)

付加装置が必要な最後のモデルです。
現在の無線機と外観が似ています。
スピーカー付きのマイクが採用されました。
歴代の製品と比べても、非常にコンパクトで場所を取らない為、乗務員・お客様の負担も軽くなったと評判でした。

AVM半自動方式-3000型 (1989)

PCを使うシステムになる前の、最後のモデルです。
モニタや、プリンタが接続されていました。
本体前面のボタンは、時刻合わせなどに使われていました。
配車卓(写真右)も、ボタンが増えてきて、機能が増えてきたことが分かります。
この後継機にあたる7700型では、初めてPCが接続され、CTI(顧客管理システム)の対応も可能になりました。

駐車誘導案内システム (1993)

駐車場の空き具合が一目で分かるように設計されています。
無線機の有効利用が出来ないかと、色々なアイディアを出して実現させた中の一つです。

GPSシステム(5500型) (1994)

移動局にGPSアンテナを接続することで、正確な車両位置が自動的に分かるようになりました。
当時は、PCと無線機を直接接続することが出来なかった為、この制御装置を経由していました。
この頃になると、制御装置に接続されるのは無線機とPCだけになり、モニタを表示させる機能(CRT基板)や、印刷機能(プリンタ基板)などは、PC側で処理する為、コンパクトかつ安価になりました。